全日本プロレスで活躍していた吉江豊さんが亡くなっていたことが報じられました。
50歳の若さでした。
今回は死の原因について調査します。
訃報|吉江豊が死去
吉江豊さんが所属する全日本プロレスから下記報告がありました。
本日開催の高崎大会に出場しておりました吉江豊選手が、2024年3月10日(日)にご逝去されました。
吉江豊選手は、試合終了後に控室に戻った後、体調が急変し、高崎市内の病院へ緊急搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました。
吉江豊選手のご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
全日本プロレス
http://www.all-japan.co.jp/wp-new/
試合終了後に体調が急変とのことですが、試合の内容はどのようなものだったのでしょうか。
吉江豊の亡くなる直前の試合の様子
実際に試合を観戦した方の声です。
楽しそうに試合をしていたとのことで、不調などの様子は見られなかったようです。
では、吉江豊さんの死因はどのようなものでしょうか。
【続報】吉江豊の死因は動脈硬化
吉江豊さんの死因について、2024年3月11日続報がありました。
遺族から死因は「動脈硬化によるもの」と説明され「プロレスの試合が原因ではないので、気になさらないでください」と言われたという。
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-295027.html
ではどのような方が動脈硬化になりやすいでしょうか。
- 喫煙されている方
- 脂質異常症・高血圧・糖尿病・高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病疾患の方
- 肥満傾向で内臓脂肪の多い方(メタボリック症候群)
- ストレスの多い方
- 運動不足の方
- アルコールを過剰摂取される方
- 偏った栄養バランスの食事、間食・過食傾向の方
- 40歳以上の方(加齢)
- 狭心症や心筋梗塞、脳卒中の既往が家族の中にいる方
- 睡眠時無呼吸症候群の方
引用:健診会 滝野川メディカルクリニック
試合が直接的な死因ではありませんでした。
吉江豊の死因はなに?
今回吉江豊さんの死因については公表されていません。
では何かきっかけや体調不良などを訴えていなかったか調査しました。
考えられることは2点あります。
- 試合によるダメージ
- 突然死
①試合によるダメージ
試合中は楽しそうだったとのことですが、試合中に何かしらのダメージを受けた可能性があります。
プロレスラーの方の多くにあるダメージとして、脊髄損傷があります。
また脳挫傷や急性硬膜外血腫なども考えられ、首から上のダメージが死因になった可能性は非常に高いです。
特に急性硬膜外血腫の症状は時間差で現れます。
頭を打ったから心配で調べて欲しいと言われ来院される方がおられます。
https://www.nouge.net/visiting/diseaseexplanation/headinjury/
受傷直後にはなんともなくても時間がたってから症状が出てくるということがあるからです。
ただ、頭部外傷の場合注意が必要なのは6時間程度でそれ以降に急激に異常が現れることはまずありません。
②突然死
第2の可能性として、急性心筋梗塞が考えられます。
急性心筋梗塞は発症後1~2時間以内の死亡するという、かなり恐ろしい病です。
「急性心筋梗塞」は、動脈硬化や高血圧、糟尿病といった既往症がある人に、さまざまなストレスが引き金となって、心臓の冠動脈が詰まるために起こります。
https://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200512/totuzenshi.htm
吉江豊さんに既往歴があったかは不明ですが、急性心筋梗塞で亡くなった可能性もありますね。
まとめ
今回は吉江豊さんの死因について調査しました。
吉江豊さんのご冥福をお祈りいたします。