名誉町民で石川県観光大使も務める、エッセイストの海老名香葉子(えびなかよこ)さん。
幼い頃に戦争孤児となったことをきっかけに、今もなお、憲法9条改正など平和活動にその人生を掲げています。
その一方で、落語家林家一門を影から支えて30名以上の噺家を輩出してきました。
今回は、海老名香葉子さんの家族について詳しく掘り下げ、彼女の父親や母親、そして夫や子供について調査しました!
海老名香葉子さんの家族関係は彼女の人生や経歴にどのような影響を与えてきたのでしょうか?
その謎に迫りながら、海老名香葉子さんの家族構成について深く探っていきましょう!
海老名香葉子の家族構成まとめ
海老名香葉子さんのプロフィールは以下の通りです。
名前 | 海老名香葉子(えびな かよこ) |
生年月日 | 1993年10月6日 |
出身地 | 東京都 |
職業 | エッセイスト |
海老名香葉子さんの家族構成は以下となります。
父 | 中根忠吉 |
母 | よし |
夫 | 初代・林家三平 |
長男 | 九代目・林家正蔵(本名:海老名やすたか) |
次男 | 二代目・林家三平(本名:海老名たいすけ) |
長女 | 海老名美どり |
次女 | 泰葉 |
他にも、祖母と3人の兄と8歳離れた弟がいました。
11歳の1945年3月の東京大空襲で当時の家族7人のうち6人に加えて祖母を亡くし、自身と1人の兄(中根喜三郎)のみが生き残りました。
海老名香葉子さんご自身は、4人の子宝に恵まれました。
ではご家族のエピソードなど深掘りしていきましょう!
海老名香葉子の父親は釣り竿職人!
海老名香葉子さんの父親は、釣り竿職人の名匠「竿忠」三代目の忠吉さん。
幼くして戦争孤児となってしまった海老名香葉子さんですが、自身へのインタビュー取材では少ないながらも父親と母親のエピソードをそれぞれ語っていました。
父親との戦争時代のエピソード
海老名香葉子さんの戦争時代の記憶には、父親からの手紙を大事にしていたというエピソードが代表的です。
疎開中にもらった手紙には〈淋しくなったら、東京の空に向かって『父ちゃん、父ちゃん、父ちゃん』って3回呼んでごらん〉とありました。親戚の家でつらいときも、その手紙だけが頼りでした
https://jisin.jp/entertainment/interview/1779148/
戦争疎開として親戚にたらい回しにあっていたという海老名香葉子さんですが、父親の優しさが溢れていますね。
海老名香葉子の母親は家族を守る強い女性!
海老名香葉子さんの母親はよしさんです。
東京大空襲による火事の中、母は小さい弟を背負って逃げたそうです。
しかし、祖母・両親・4人の兄弟たちはみな、海老名香葉子さんと兄1人を残して、遺骨も見つからずに戦争の犠牲となってしまったとのです。
母親との戦争時代のエピソード
父親のエピソードと同様に、親戚の家へ疎開に行く際に以下のように励まされていたようです。
出発の時、母は私を抱きしめて何度も言いました。「かよちゃんは強い子よ。いつもニコニコしてなさいね。笑顔でいれば、みんなに好かれるし、友だちもいっぱいできるわよ」
https://fujinkoron.jp/articles/-/682?page=2
当時はまだ10歳頃でしたが、戦争の記憶が抜けることはなく、海老名香葉子さんは今でも当時の思いを胸に平和活動に従事しています。
海老名香葉子の兄弟は?
兄弟は、海老名香葉子さん含め5人兄妹だったとのことです。
しかし先にもありましたように、4人の兄弟たちはみな、海老名香葉子さんと兄1人を残して戦争で亡くなられています。
戦争を潜り抜けた兄の中根喜三郎さんは父同様、釣り竿職人の道に進み、1974年に5世4代目竿忠を襲名しました。
戦争で一度は途切れかけた伝統ですが、後継者のいないこのご時世のため、喜三郎さんの代で終わりを告げる予定のようです。
海老名香葉子の夫は昭和の爆笑王!
海老名香葉子さんの夫は、お茶の間をいつだって笑いに変え続けてきた昭和の爆笑王言われている初代・林家三平さんです。
海老名香葉子さんは、釣り好きの三遊亭金馬の寄せを見に行った際に、『竿忠の娘が生きていた!うちの子におなり』と即日引き取られ、後に一緒に家を出入りしていた初代・林家三平さんと1952年に結婚しました。
初代・林家三平さんは1980年、50歳に膵臓がんで亡くなりました。
三平さんの死後も、海老名香葉子さんは林家一門を支え続け、いつでも笑顔の絶えない家庭を築いてきました。
初代林家三平さんの死後も、おかみさんとして林家一門を支えてきたことから、親しみを込めて、たくさんの方から「おかみさん」と呼ばれています。
https://www.aiemu.co.jp/news/tokiwasureji/2016/index.php
夫のいない中、海老名香葉子さんは子供たちをどのようにして育ててきたのでしょうか。
海老名香葉子の子供は?
写真は初代・林家三平さんの三十三回忌法要に出席した時のもので左から峰竜太さん、海老名美どりさん、二代目・林家三平さん、海老名香葉子さん、九代目・林家正蔵さん、国分佐智子さんです。
海老名香葉子さんの子供を以下にまとめました。
- 長男:九代目・林家正蔵(本名:海老名泰孝やすたか)
妻は海老名有希子 - 次男:二代目・林家三平(本名:海老名泰助たいすけ)
妻は国分佐智子 - 長女:海老名美どり
夫:峰竜太 - 次女:泰葉
元夫:春風亭小朝
落語家の道を進む長男・林家正蔵と次男・林家三平
父の三平さんの死後、長男の康孝さんは「林家こぶ平」として父・三平さんの門下となっていましたが、次男の泰助さんはまだ小学4年生でした。
通常は師匠である父の三平さんが亡くなった時点で、一門は解散となるのですが、母・香葉子さんの支えもあってか林家一門が今もなお存続できています。
その後、長男の康孝さんは2005年に九代目・林家正蔵を襲名し、次男の泰助さんは2009年に父の名跡、二代目・林家三平の襲名に至りました。
長女・海老名美どりと次女・泰葉は芸能界から距離を置いている?
長女・美どりさんは元女優で、タレントの峰竜太さんの夫であることが知られています。
次女・泰葉さんは歌手として名を馳せましたが、2021年に自身の公式ブログにて双極性障害であることを告白し、療養しています。
海老名香葉子さんへのインタビュー記事でも、以下の通り、長女、次女とはある程度距離を置いて生活しているのが伺えます。
長女の美どりは向こう(峰竜太さん)との家庭がありますし、幸せに暮らしてくれればいい。泰葉は療養中ですから、生活をちゃんとしてくれればいい。
https://fujinkoron.jp/articles/-/3657?page=3
お互いを思い合いながらそれぞれの人生を歩んでいるという感じですね。
まとめ
海老名香葉子さんの家族構成について調査しました!
- 父親は釣り竿職人!
- 夫は落語家の初代・林家三平で昭和の爆笑王!
- 長男は九代目・林家正蔵、次男は二代目・林家三平さん
- 長女は元女優の海老名美どり、次女は歌手の泰葉
家族全体が彼女の支えとなり、彼女の人生とキャリアにおいて不可欠な存在だったかと思います。
これからもご長寿を願い、ご家族の活躍に期待ですね!